患者さんの声VOICE
O.Mさんの声
透析を導入して丸5年を迎えようとしていたとき、千葉市の腎友会の講演で長時間透析を行っているクリニックがあることを知りました。私が行っている4時間の透析と何がどう違うのか分からず、とりあえずクリニックを見学させていただきました。東先生から長時間透析のより詳しい話をしていただき、思い切ってお世話になることに決めました。
4時間透析を行っていた最初の3年間は、家事が終われば30分バスに乗り千葉まで食事などに外出するほど元気でした。しかし、4年目に入る頃から段々と体調に変化が出てきました。まず、血圧が安定せず、不整脈も出てきました。原因不明の咳が1年ほど続き、耳鼻科を受診したり、咳止めを服用したりしても改善しませんでした。不眠が続き、食欲はなく、パニック症候群も発症しました。手指の震えで字が書けず、血圧の薬を何種類も服用しているのに、夜になると血圧が上がってしまい、その度に血圧の薬を服用しなければなりませんでした。顔色も段々悪くなってきて、透析が終わるとグッタリしてしまい直ぐに帰宅できず、これから先どうなるのかと悩みながら生活をしていました。
そんな中で藁にもすがる思いで長時間透析に飛び込んだところ、開始直後の心胸比53.7%が1ヶ月後には47%と小さくなっていました。4時間透析のときには心臓の不快感がいつもありましたが、いつの間にか消失し、不整脈も改善していました。咳については先生から「喘息はないですか」と聞かれ、若いときに喘息の疑いがあると言われていたことを思い出しました。先生から予防薬をいただくと咳はピタリと止まり、不眠も少し改善してきました。食欲も出てきて、長時間透析導入1年2ヶ月目の頃には体重(ドライウエイト)が13kg増加!それでもBMI23なので、今までが痩せすぎていました。手指の震えは神経内科受診でも異常はなく経過観察のみで、段々体調が良くなり考えも前向きになってきました。最寄りの鎌取駅から5つ目の停留所にあるクリニックまで歩いて行けるのではと思い、1年4ヶ月目には晴れの日は30分弱かけて歩いて来るようになりました。長時間透析を導入して、これほど元気になるとは思ってもいませんでした。1回2時間、週6時間増えただけで、手の震えも改善し、血圧の薬は1錠のみになりました。喉の渇きもなくなり、食事はあまり気にせずに摂取しても検査データはほとんど正常です。10年は寿命が延びた思いがしています。
週3回の長時間透析は最初に思っていたような苦痛はなく、幸福な生活が送れています。東先生およびスタッフの皆様には感謝のみです。透析を導入してから旅行に行けるとは思ってもいませんでしたが、長時間透析導入後に元気になった私を見て、学生時代の友人がせっかく元気になったのだから旅行をしようと計画してくれて、昨年の7月に岩手、今年の1月に伊豆を旅行してきました。友人5人ととても楽しい旅ができました。病院を変わるとき、紹介状を書いてくれた先生が、「4時間透析と長時間透析で何が違うの?」と質問されましたが、長時間透析3年目の今なら、はっきりと「とても元気で、透析が終わりバスに乗るために走ってクリニックを飛び出すまでになっています!」と言えます。それまでの透析では考えられないことです。チャンスがあれば一人でも多くの方が長時間透析に挑戦していただき、元気に過ごされる仲間が増えてくることを願っています。(現在私は71歳です。)
M.Hさんの声
透析を始めて4か月、療養休暇・有給休暇の残りが少なくなり、近くに夜間透析を行っている病院は無いか?働きながら透析を受けられる病院は無いものか?探しているときに【あずま腎クリニック】を知りました。電話での問い合わせにも、丁寧に対応していただきました。しかし先生の方針として「長時間透析、6時間透析」との事。正直『エー、6時間も』『それは、無理だ!4時間でも長いのに』と思いました。何故なら当時、私は、まだ体がムズムズしていてベッドの上で数分としてジッとしていられなかったからです。とは言っても他にアテは無し、東先生にお世話になる事にしました。
腹膜透析を経て血液透析へ、1年前は70㎏以上あった体重は、60㎏(ドライウェイト58.5kg)を割っていました。このまま行ったらどうなるのか?どんどん体力が落ちていくのを感じている時でもありました。でもその効果は、すぐに表れました。転院当初、東先生から、「こんなに悪い数値の人は、この病院には居ませんよ」と言われた[リンの値]は、12月21日に9.9有りましたが、3月7日には4.4にまで下がりました。カリウムの値も安定し、生野菜や果物も気にせず食べられる様に成りました。わずか3か月足らずで改善されていたのです。息苦しくて眠れない夜が無くなりました。駅の階段を一気に上がれるようになりました。
いつの間にか、無くなっていた『すね毛』が生えてきました。食事中に汗をかく様になりました。『水分が取れなくてどうしたら良いのだろう?』と心配していた夏は、大好きなスイカも食べました。ビールも飲みました。これと言った問題も無く春・夏・秋、冬と過ごして来ました。6時間透析を始めて丁度1年が経過。先生に怒られるかもしれませんが、今では殆んど食事の制限はしていません。家族の先頭に立って外食にも出かけています。家族と一緒に、食べたい物が食べられる。先生のおっしゃる通り、「しっかり食べて、しっかり透析」。今、私が気を付けているのは、食べ過ぎないこと、水分を取り過ぎないこと。現在のドライウエイト68㎏、これ以上太らないようにする事が今の課題です。週3回・18時間病院に居なければならない、この拘束を除けば、ほとんど何の制限も感じていません。昨年の夏には、ゴルフを再開しました。今年は、もう少し体を鍛えてソフトボールも再開するつもりです。偶然ではありましたが【あずま腎クリニック】に出会い、長時間透析を受ける事が出来て本当に良かった、と感謝しています。
H.Nさんの声
血液透析歴6年1ヶ月、長時間透析歴1年6ヶ月
現在、6時間透析に変更して本当に良かった。4時間透析のときは、病院まで約1.2km、徒歩15分、長時間透析に変更しようと思った時は、片道27km、車で45分の時間差を考えましたが、動けなくなったときは、またその時のこととして(先のことは)考えず、長時間に変更しました。今は遠いとか、透析時間が長いとか、気にならなくなりました。
透析日の朝は、明るく元気に「行ってきます」と仕事に行く気分と思っています。透析治療を受ける前から、お腹の筋力を鍛えようと始めた機能改善体操、ヨガ、ピラティスなどの最中に動悸がすることが多く、どうなるのかと悩みました。今はほとんど動悸もありません。インストラクターの方に、「血液透析をやっています」と伝えると、「本当に、透析をやっているの?」、「健康な方と変わりないですねぇ」と言われます。健康な方と変わりない生活を送れるように長時間透析は続けます。元気に歩いて、動いて、働いて、前を見て趣味など楽しみ、そのためにはしっかり長時間透析をやる。
それと、少しは地域のためにボランティア活動をやっていこうと思います。患者のためを思い、長時間透析治療を取り入れてくれた、当院院長、そしてスタッフの皆様に「感謝」です。本当にありがとうございます。
F.Hさんの声
私は2016年3月からあずま腎クリニックにて人工透析治療を開始しました。現役で働いていた2002年頃からわずかながらクレアチニン値が上昇し始め2012年にクレアチニン値が3になり取手にあるクリニックで24時間畜尿検査、たんぱく質・塩分制限と腎臓・降圧薬を大量服用しできるだけ透析導入時期を延ばす「腎臓保存療法」を実施してきましたが、クレアチニン値も上昇しステージ5となったので、2016年1月に血管の専門医である飯田橋のクリニックにてシャントを作成し透析導入に備えました。クレアチニン値も6となり、全身の浮腫みや食欲不振など尿毒症の症状も出始めたので透析施設の見学を開始。自宅から近い二つの総合病院の透析室を見学。どちらも4時間透析でした。
最終的には自宅から最短で歩いて通える透析クリニックでお世話になる予定でしたが、娘が色々調べてくれて長時間透析の効果が素晴らしく、千葉県ではおゆみ野にあるあずま腎クリニックで実施しているからと施設見学有無の確認もしてくれました。家から12kmと少し遠いかなと思いましたがゴルフでよく走った道でしたので近く感じました。見学に訪問した折に東先生から長時間透析のメリットを懇切丁寧に教えていただき、なにより「透析して元気に動けるように!しっかり食べてしっかり透析を!」食べ歩きが趣味の私にはぴったりかなと思いました。そしてその場で血液検査やレントゲン撮影をしてくれて、全身水ぶくれ状態で肺に水がたまる酷い状態であることも判明し、即こちらで透析をお願いする気持ちになりました。
透析施設は新しく明るい部屋でベッドではなく椅子席で透析を行います。その椅子は飛行機のビジネスクラスの椅子とファーストクラスのフルフラットになる椅子の中間の感じの全自動で、姿勢も高さも変えられるので快適です。導入期は3時間を3回しましてすぐに6時間透析を開始しました。身体が大きいので透析効率を更に上げるようにとダイヤライザーも徐々に大きくし血流も250まで上げてもらいました。毎月の透析前後の血液検査の結果では透析効率も貧血も改善しています。
1月から6時間30分の透析にと30分伸ばし結果も良くなっています。透析後は体調も良く、地方での会議出張や一泊の旅行、松島や新潟までのツーリングと各地の美味しい食事を楽しんでおります。運動もテニスを再開し以前より動けるようになってきました。水ぶくれになった身体から7kg以上除水しスマートになったのですが、食事が美味しくて体重が戻り始めメタボにならないよう気を付けています。周囲からは「本当に透析しているのですか?」驚かれます。まさに長時間透析のお陰かな?と思っています。
I.Yさんの声
クリニックの開業前の平成25年4月に見学会があり、東先生やスタッフの方から長時間透析やリクライニングチェア、無料で使えるTVやDVDその他の丁寧な説明があり、かもめ日立クリニックで長時間透析を受けている患者さんの体験談も聞けて、その日のうちに長時間透析をしようと決めました。平成25年5月6日から6時間透析を始めました。
開院したてで、患者よりスタッフの方が多く、スタッフが付きっきりで会話をしたり、TVを見たりして、6時間が長く感じられず、透析後には今まであった頭のもやもやもすっきりしました。
今日から何を食べてもよいが食べ過ぎないようにとだけ話がありました。クリニックの帰りにスーパーに寄り、ステーキ肉やメロンなどを買って帰りました。その日の夕食は旨かったです。4時間透析の時は透析の次の日は半日ぐらい具合が悪く家でゴロゴロしていたのに、6時間透析にしてからは朝5時前に起きられるようになり、家族から早すぎるので静かにしてと言われる程です。4時間透析をしていた3年間は花の手入れも出来ずにいたのですが、長時間透析になってから花の手入れもでき、クレマチスやクンシランなど50鉢あまりの花を咲かせ、透析待合室を少しですが花で飾れました。
今年もクレマチスを飾れたらいいなと頑張っています。6時間透析を始めて6ヶ月くらいたったところで7時間透析にしました。長時間透析を始めてから検査データも良くなり、薬もアーガメートゼリーや炭酸カルシウム、降圧薬などがいらなくなりました。
S.Nさんの声
透析を始めて2年8ヶ月になります。長時間透析をするようになって1年8ヶ月です。1年間は4時間透析をしましたが、4時間をベッド上で過ごすのが大変苦痛でした。透析後は調子が悪く、帰宅して家事をするのが辛くて横になることが多かったのですが、ご縁があってあずま腎クリニックさんにお世話になることになり、6時間透析をすることになり、それがとても快適で、テレビ等の設備も整っていて快適な6時間を過ごしています。透析後の体調も良く、家事等スムーズに出来ます。不幸にして透析患者になってしまいましたが、これからも長時間透析をしながら、生活の質を高めていきたいと思っています。
K.Aさんの声
私は平成21年12月より腹膜透析を導入していましたが、平成25年9月に心筋梗塞を発症した後、透析不足を指摘され、10月より血液透析と腹膜透析を併用したハイブリッド治療を行っていました。平成26年10月に東先生と出会い、腹膜透析も5年経過しており、今後のリスクを考えると早い時期に血液透析に移行した方が良い、私の病状を考えると長時間透析が適していると勧めて頂きました。4時間の透析でも苦痛であった私は、6時間透析という言葉に躊躇しましたが、先生の長時間透析の効能の話を信じ導入に踏み切りました。
快適な医療環境の中、苦痛を感じることもなくスムーズに受け入れることができました。4時間透析の時は、透析後の倦怠感で何もすることが出来ず、翌日の午前中まで体調不良が続き、顔色も悪く家族や友人達も心配していましたが、長時間透析を受けるようになり、透析後の血液検査の結果は尿素窒素、クレアチニン等は著しく改善し、長年苦しんでいた貧血の症状が大幅に改善され、造血剤を使用しなくともほぼ正常に近い状態となりました。更に驚いたことには5年間治療しても治らなかった顔面麻痺の症状がなくなったことです。
透析後の状況は倦怠感もなく、活動的な生活が送れています。妻も、一緒に旅行することは不可能だと思っていたようですが、顔色の良さと、歩くスピードの速さに驚き、喜んでいます。友人達と集うと「お前が一番健康そうに見える」と言われています。食事も家族や友人とあまり変わりないものを適量食べることができ、本当に良かったと、長時間透析を勧めていただいた東先生に感謝しています。
T.Sさんの声
2年近く前になるが、自分が透析になるとは考えてもみなかった。近所の透析患者さんを見ると、自分のことをするのが精一杯で、仕事などとても出来る状態ではなく、私自身も大変だなと思っていました。いざ、自分が透析を始めてみると、4時間の透析では食事制限や水分制限などがあり、とても辛い。自分自身が動くことが精一杯であり、仕事などとても出来る状態ではなかった。
その後、あずま腎クリニックに転院し5時間になり、6時間になり、働ける患者でなければ透析をやっている意味がない、自営業(農業)をするためにもこのままではだめだと思い、先生の指導により現在は7時間透析を行っております。時としては、疲労感もありますが、食事、水分制限もほとんどなく、今までのようには行かないけれど、仕事も出来るようになりました。先生、スタッフの皆様には感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
A.Sさんの声
移植後、再導入した者ですが、過去に6年間ほど4時間透析をしていました。4時間の透析の時には、月曜日は除水量も3.5kgは毎回増えてしまっていたので、透析後にはかなりぐったりする日もありました。それと頭痛が3年くらい続き、本当に辛かったのを覚えています。現在は長時間透析のおかげか、不思議と前の時よりのどが渇かないし、以前のように透析後に水のがぶ飲みもしなくなり、除水量もかなり減りました。それによりさらに透析のだるさも軽減されていると思っています。もう1点は色素沈着がすごくて、真っ黒でした。勿論日焼けではなく、透析不足からだったと思います。当時はクレアチニン14.7に尿素窒素も90はありましたから。足のムズムズや痒みもしょっちゅうありました。
今は本当にそういうことも無くなりました。私は透析をしながら食事制限とかとても苦手なタイプなので、長時間透析で自分なりにデータを見ながら食べたいものを食べて普通に近い生活をしていこうと思います。
K.Hさんの声
私は透析を始めて3年強になります。この間、3時間、4時間、週2回、週3回と透析を経験し、病院を4カ所も変えました。しかし、日を追うごとに検査数値が悪化、体調も悪く、透析の後、終わって家に帰りすぐに横になることが多く、また家族に「病院を変えたい」、「先生と話せない」と愚痴や文句ばかり言っていました。家族も困り、他の病院探しを始め、ネットであずま腎クリニックを見つけ、6時間透析をやっていて体調が良くなるらしいので変えてみたらと、家族に強く勧められました。私は6時間透析と聞いて、時間が長くて耐えられるか悩み、一度先生の話を聞こうとあずま腎クリニックを受診し、先生から身体の中の毒素は3時間や4時間では十分に取れないこと等、詳しく説明していただきました。
しばらく悩みましたが、妻とも相談し、先生にお願いすることにしました。私は今、6時間透析を始めて3ヶ月くらいですが、信じられないくらい体調が良くなり、血圧は下がり、食事はおいしく家族と同じものを食べられ、身体が軽く感じられるのです。以前は車の運転も、時には集中出来ないこともありました。この頃は、家族からは、「肌つやが良くなったよ」とからかわれる始末です。孫からは「おじいちゃん、良かったね。長生きしてね。」と言われます。以前、家族は食事を作るのに悩んで、「何作ったらいいの」と言っていたのに、今では食事作りが苦にならないようです。また、旅行に行く気にもなってきました。あずま腎クリニックで6時間透析に変えて、本当に本当に良かったとつくづく思います。今までの3年間はもったいない年月だったと・・・。先生には感謝の念でいっぱいです。大げさではなく、人生が変わりました。先生、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。