人工透析

あずま腎クリニック

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人工透析MEDICAL

人工透析(透析療法)とは、働かなくなった腎臓に代わって、人工的に血液中の毒素をろ過し取り除く療法です。人工透析には血液透析と腹膜透析があり、当院は両者に対応可能です。

当院の末期腎不全治療方針MEDICAL

治療方針の選択

治療方針の選択

患者さまに透析療法(血液透析、腹膜透析)と腎移植について説明し、患者さまの希望に則って治療法を決定します。血液透析や腹膜透析を希望する患者さまは千葉社会保険病院へ紹介し、透析を導入してもらった後、再度当院で治療を継続します。腎移植を希望する患者さまは千葉東病院への紹介が可能です。末期腎不全の腎代替療法=血液透析という図式ではなく、患者さまの状況に合わせて様々な腎代替療法を提案できます。

透析療法
  • 腹膜透析
    腹膜透析
  • 血液透析
    血液透析

長時間透析

長時間透析とは

当院は開院以来、原則、全ての患者さまに長時間透析を行っています。長時間透析とは週18時間以上の透析(週3回であれば1回6時間以上の透析、隔日透析であれば1回5時間以上の透析)と定義されています。
1992年、フランスのCharra博士により長時間透析の驚くべき成果が発表されました。1回8時間、週3回透析を行うことで10年生存率は75%、20年生存率は43%で、当時の日本の生存率の2倍近い良好な成績でした。

現在、1回4時間の透析が「標準透析」とされていますが、これは主として保険診療の区分に基づき出てきた数字であり、決して「医学的標準」ではありません。
日本の透析水準は世界一ですが、その一方で透析患者さまの寿命は健常人に比べてまだまだ短く、患者さまは透析特有の合併症に悩まされます。4時間程度の透析では血液中の尿毒素は除去できても、細胞内の尿毒素まで十分に除去することはできません。こうして、尿毒素が蓄積した結果、様々な合併症が起こるのです。
したがって透析合併症の多くは、「透析不足による合併症」と言えます。
しかし、長時間透析を行えば、体内の尿毒素を十分にとることができるため、血圧は下がり降圧薬は減量ないしは不要になります。またリンやカリウムも問題にならなくなり、リンの吸着薬やカリウムの吸着薬も減量ないしは不要になります。更に、貧血は改善し造血ホルモンの使用量は減り、何より多少体重増加があっても長い時間をかけて緩徐に除水することから、急激な血圧低下を来さず無理なく透析できるのです。
そのため健常者とほぼ同等に食べることができます。しっかり食べる結果、栄養状態も良好となり、このことが長時間透析患者の良好な生存率につながっていると考えられています。

長時間透析のメリットをまとめると
  • 透析食ではなく健常者とほぼ同じ食事ができ、栄養状態が格段に良くなる
  • 薬の服薬量を大幅に減らすことができる
  • ゆっくり除水するため急な体液変動による体への負担が少なく、透析中の不快な症状が発生しにくい
  • 皮膚のかゆみや色素沈着などが著しく改善する
  • 4時間程度の短時間透析に比べ、格段に生命予後が良い

当院は全患者さまに長時間透析を行っている千葉県で唯一の施設です。透析を離れたら健常者に近い生活を送るという、透析本来の目的を達成するために、今後も長時間透析に積極的に取り組んでまいりたいと思います。また将来的には、在宅血液透析にも取り組んでまいりたいと考えています。